私が初めて 「 陶芸をしたい! 」 と思ったのは、
私がまだ旅行会社の新入社員だった頃、
友達とスペインを旅行中、
トレド にある陶器のお土産やさんで
絵皿に囲まれたときでした。
あのとき、身震いしたんですよね。。。
白地に青い絵の具で、リズミカルで楽しい絵付けが
施された、いわゆる 「 ブルー & ホワイト 」 の絵皿。
カラフルで繊細な絵付けのボウルたち。。。
日本に帰ってから、家の近くの陶芸教室に通い始め、
一年後には、技術の体得もそこそこに、
実家に工房を構えてしまったのでした。
無謀といえば無謀。 ( ̄∇ ̄*)ゞ
その後、教室に通いながら自分の工房で作陶を続け、
再度スペインへ 「 アポなし窯元探訪の旅 」 に出かけました。
グラナダの陶器工場を見せてもらったり、
シエラネバダ山脈の中の、白い家が建ち並ぶアルプハラ村で
ひっそり暮らす陶芸家たちを訪ねたり。。。
最後に行き着いたのは、マドリッドからバスで1時間ほどで行ける
世界遺産の街、トレドにある、絵皿工房。
私が以前に武者震い(?)したトレドです。
日本では 「 盛り絵 」 と言われる、少し立体的に盛り上げて
絵付けをする面白い技法が、そこでは使われていました。
いろんな国から陶芸作家志望の人たちが集まっていましたっけ。
土地柄、毎日バル ( 居酒屋 ) でワインを飲み、踊り歌う生活。
なぜか、イジョーに馴染んでしまった私。。。
結局3週間ほどそこにイリビタリました。
私が日本に帰る前日、この工房のある古い建物が
売りに出されたんですよね。
みんなどこで何してるのかな。。。。
で、このスペイン訪問で私が得たものとは!?
「 日本の工芸は素晴らしい!!! 」
ということ。
ははは。。 <(^ー^ι)
やっぱり、その完成度、芸術性からして、
日本の工芸はレベルが高いです。
目指しているところ ( 精神性 ) の高さでしょうか?
スペインで出会った外国人たちは、
日本の文化に興味を持っていて、
私にいろいろな質問を投げかけてきました。
当時、ろくに対応できなかった私。。。
それから、日本人のしてのアイデンティティーに目覚めた私は、
日本に帰ってすぐ、お茶と日本の伝統文化につて
勉強を始めたのでした。
まあ、遠回りしたと言えばそうですが、、、
日本を客観できたいい機会でした。
海外生活をして日本文化に目覚めた、という人は多いようです。
案外そんなものかも知れません。
今は、日本の文化につて、「 お勉強 」 というより、
肌で感じることを大事にしています。