「 夏も近づく八十八夜〜♪ 」
そう、茶摘みの季節ですね。
八十八夜っていうのは、立春から88日目、
今のカレンダーでは、5月1〜2日頃にあたります。
今日は、お茶のことについて、ちょっとお話したいと思います。
お茶の種類は世界中にたくさんあるけど、
お茶の木って、みな同じだって知ってました?
私は初めて知ったとき、結構びっくりしました。q('O')p
( 私だけ? )
発酵の度合いによって、様々な種類のお茶が生まれるんですって。
全く発酵させない緑茶から、
ウーロン茶、紅茶、プーアール茶と
発酵が進んでいきます。
茶の湯で使う抹茶は、緑茶を挽いて粉にしたものです。
と言ってしまえば簡単ですが、
とっても手間ひまかかってるんです。
日差し避けをほどこして、薄く柔らかく育てた茶葉を、
摘んだその日に蒸します。
それを乾燥させて陶製の茶壺に入れ、
茶摘みから半年寝かせた11月、
それを石臼で挽いて粉にしたものが抹茶です。
( 今は茶壺に詰めず、挽いて缶に入れたものが主流ですが。)
お茶の世界では、11月はお正月。
お茶の詰まった茶壺の口覆いを切って、新しいお茶をいただくので、
このことを 「 口切り 」 と呼びます。
お茶の精気の新鮮で強いところをいただくわけですから、
おのずと気も引き締まります。
お茶には、ビタミンやたんぱく質など、
様々な成分が含まれていて、健康にいいとされていますが、
精神にも大いに影響を与えるようです。
覚醒効果の高いことから、禅の修業にも使われてきました。
お茶を飲んで、ホッ( ^o^)=3 とするという経験が
皆さんもあるかと思います。
本当に不思議な飲み物です。
茶道をなさらない方も、自分でお抹茶を点てて、
背筋を伸ばして正座しながら飲んでみてください。
シャキっとするのにホッとする、
そして自然に自分に向き合うことのできる、いい瞑想の道具です。
今はもう亡くなられましたが、私の敬愛する、あるお茶の先生は、
93歳で亡くなるその日まで、
美しく冴え冴えとされていたということです。
ここ何年かお会いすることができませんでしたが、
私は密かに、禅マスターとして仰いでいました。
私からみる彼女の印象は、
いつまでも、あの美しい緑色のお茶そのものなのです。
少し長くなったのでこのへんにしますが、
また機会をみて喫茶法の伝来、
お茶に使われる陶器 ( 茶陶 ) についてなど、
お話しようと思っています。